海老名氏 S様邸よりウッドデッキ塗装のご依頼をいただきました。
S様とは15年ほど前にご自宅を塗装させていただき、
お久しぶりにお会いさせていただきました。
こうしてまたお付き合いできることを、心よりうれしく思います。
それではウッドデッキを拝見させていただきます。
もともと、ステイン仕上げ(木に色つきの防腐剤)で塗料を染み込ませてある使用なので
塗膜は最初から無いのですが、完全に防腐作用もない感じです。
こういったウッドデッキはこまめな手入れが必要ですね。
湿気の少ない外国などでは比較的長持ちするのかもしれませんが、高温多湿の日本では、非常に痛みやすいのだと思います。
そのため通常の防腐剤ではなく、ノンロットを使用することにいたしました。
この材料は防腐だけではなく、撥水もしてくれるすぐれものです。
それでは早速作業に入りましょう!
その前に今回お世話になります、S様邸のお庭からの風景です。
あまりにも気持ちが良かったので、つい写真を撮ってしまいました。
いい景色ですねぇ・・・
S様邸のお庭からの風景です。
こんなところで作業が出来ることに感謝して・・
まずは、ケレン作業
全体的にペーパーをあてていきます。
サンダーなどでケレンする方法もあるのですが、木自体に多少の反りがでているので、
平らにあてることができないため、地道にペーパーをあてていきます。
こういった痛みのある木などは、全部削ってしまうよりは若干の色を残した方が風合いが出ます。
全体的にぼかしてあげる様なイメージですね。
ケレン前 ケレン後
結構ボリュームのあるデッキですので、ケレン作業に一日近くかかりました。
気がついたら夕暮れになっていました。
いい景色です・・・
明日は色づけをしていきましょう!
それでは塗装に入ります!
その前にまずはしっかりと養生しましょう!
刷毛塗りなのですが、ステインの場合以外と塗料が跳ねるのです。
外せるものは外してしまいましょう。
少し手間が掛かりますが、こうすることでよりしっかりと塗れます。
隙間は細い刷毛で・・・・
表面は少し大きい刷毛を使い・・・
塗っていきます。
やっと半分です。
がんばれ・・・
デッキの表面一回目完了!
続いて下場を塗ります。
これが結構ボリュームあるんです・・ほんとに
続いてもう一箇所のへ向かいます。
全体に一回目の塗装が完了いたしました。
おつかれさまです!
本日も快晴
それでは二回目の塗装に入りましょう!
一箇所壊れているところがあったのでサービスで修理します!
さて?どうやって治そうか・・・
表側は少々腐り気味で釘が効かないので、裏側から抑える事に・・
垂木を三本つなぎまして、なんとか固定できました。
治りましたね。
完成!
綺麗になりましたね。
結構大きなウッドデッキだったのでやりがいがありました。
でもこうして再びS様とお付き合いが出来ることが何よりもうれしいことですね。
15年の歳月で私も少しは上達したかな?
こうしたウッドデッキは正直なところ、日本の気候ではなかなか長持ちしてくれません・・
そのためにはやはり小まめな手入れが必要ですね。
ただ、無垢の木にはやはりそれなりの良さがありますので、少々手間が掛かってしまいますが、
大切にしていきたいものですね。
その時は、またお声をかけてくださいませ。
お客様よりお声をいただきました。
ありがたいお言葉ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!