本日は外壁のシーリングを行ないます。
K様邸の外壁はサイディング張りのため
各所にシーリングが施されていますので
今回は古くなったシーリング部分を一度撤去し
打ち替えたいと思います。
それでは撤去いたします。
カッターでシーリングの両サイドに切り込みをいれていきます。
引っ張って撤去いたします。
このように撤去いたしました。
が実はここでちょっと大切なことがあります。
1つこだわってみましょう。
よく見ると両サイドにまだ薄く旧シーリングが残って
いるのが分かります。
この部分を・・
更にそぎ取っていきます。
ガリガリと削って・・
このような状態になりました。
意外と軽視されがちですが、ここは非常に大事なポイントだと
私は考えております。
シーリングはこの両サイドのボード部分に密着するので、出来るだけこのサイドを
綺麗にし、ボードの地を出しておくことが大切なのですね。
シーリングを撤去してみましたところ、中にスポンジ系のバックアップが入っておりましたので
このままシーリングしていきます。
細かい話になりますが、シーリングは2面接着といって両サイドのボードにのみ
接着させるのが良いと言われております。
そうすることで、サイディングボードが動いた時に遊びが生まれ剥がれにくくなるというわけですね。
このスポンジがその役割をしてくれているわけですね。
そうでない場合などは、それ用のテープを中に張ってシーリングいたします。
撤去が終わりましたら、テープを張って・・
シーリングが密着するように、プライマーを塗布していきます。
プライマー乾燥後、シーリング材を充填していきます。
中に空気を入れないように丁寧に充填していき・・
下から空気を抜きなじませていき・・
上から均して仕上げていきます。
以上となりますね。
本日はここまで、明日も引き続きシーリングをしてまいります。