本日は外壁のひび割れ処理をおこなってまいります。
写真で見ると少し分かりづらいとは思いますが
比較的大きなひび割れが数箇所見受けられましたので、
大きいところはVカット工法にて処理していきたいと思います。
このようにカットし、あえてひび割れを大きくしてしまいます。
大きくすることでシーリングがより深く入り込み、また、幅をとることで
シーリングの接地面積を確保します。
ただこれをやるには、それなりの覚悟が必要でして、一つのヒビを処理するのに
私の場合・・細かい処理を含めると7工程の手間がかかります。
少々大変ではありますが、その工程一つ一つに意味があり
私にとってのこだわりでもあります。
精魂込めて施工していく・・
その思いを大切にしたいですね。
プライマー(密着剤)を塗布していきます。
乾燥後、充填していきます。
このような感じですね。
ただ、このままでは、後になってしまいますので、もうひと手間ふた手間
かけて仕上げていきます。
小さなひび割れは・・
プライマーを染み込ませて・・・
充填し・・
刷毛などを使用しながら・・
このようにボカしていきます。
このボカシの作業が意外と、大変なのですがこれも大事な作業です。
小さいのを含めると、結構ありましたね。
続いて・・各所器具廻りをシールしていきましょう。
各所プライマーを塗布して・・
バルコニーの笠木の付け根や・・
エアコンのカバーの付け根・・
この部分は意外と大事ではないかと私は思っております。
中に大きな穴が空いてますからね。
換気口廻り・・
バルコニーの配管廻りも・・
以上で本日の作業は終了です。
明日も引き続きクラック補修の続きをおこなっていきます。