横浜市 旭区のＭ様より、下屋根の塗装依頼をいただきました。

 

　

早速、屋根を拝見。

所々に錆びが浮いている状態です。

酷い痛みはなさそうで、屋根自体はしっかりしているようですね。

　   

今回は下屋根のみのご依頼でしたが、実際のところ外壁自体もだいぶ劣化がすすんでいるようで、

遅くても１～３年以内にはお手入れをしたほうが良さそうです。

そのため、次回全塗装するまでの繋ぎとして、屋根をメンテナンスするということになり、

錆び止め一回～シリコン塗装一回の２工程でご予算を抑えることといたしました。

それでは早速塗装に入りましょう！

～～

まずは、ケレン作業からです。

グラインダーを使って研磨いたします。

錆びというのは見える部分よりも意外と幅広く（内部）広がっていることが多く、

このように機械を使用することで、かなり削り取ることができます。

　　

錆び止め塗布

ケレンが終わり錆び止めを塗布いたします。

錆び止めはしっかりと塗膜を付けることを意識します。

出来るだけ希釈率を減らして塗ることですね。

ただ、希釈も少なすぎると、ゴテゴテの仕上がりになってしまうので、

加減は経験値によるところです。

続いて補修作業です。

シーリング処理を施します。

この継ぎ目などは本々空いているところで、本来ならばトタンが内部で折り返されており、

浸水することはないのですが、年月も立ち多少なりとも歪みが生じているようなので

しっかりとシーリング補修をいたします。

～

たまに見かけるのですが、このようにトタン上部に打ち込んである釘があります。

シーリング処理されていなければ、ほぼ確実に浸水、しますよね。

こういった部分は特に重要と考えますね。

～

こんな穴は絶対！ダメです。

アブナイ　アブナイ・・・

それでは本塗りに入りましょう！

しっかりとした下地処理をしてあげれば、あとは塗るだけです。

必要以上の希釈をせず、しっかりと塗膜を付けることに意識をしながら塗装することを心がけます。

この辺はもう基本ですね。

やはり大事なのは仕上げを行うまでの、下地作りに限ります。

この部分にどれだけこだわれるか？

それに尽きると思いますね。

塗る技術は３～５年もあれば身につけられます。

しかし、下地を見極める　目！

そこにこだわれる意識は年数で身につけられるものではありませんね・・

こればかりは何年たっても難しいです。　本当に・・

常に勉強ありです。

完成

 

綺麗になりました。

色合いも外壁にマッチしていて良いと思います。

一概にグレーといっても色々なグレーがあるんですよ・・

白にただ黒をいれてもグレーはグレーです。

この方が施工的には楽でいいんですけど・・

しかしこのグレーには、赤も黄色も入っております。

外壁とマッチした素敵グレー

こういった楽しさを大切にしたいものですね。

お客様より大切なお言葉をいただきました。

 

ありがたいお言葉ありがとうございます。

また、次回お会いできることを楽しみにいたしております。

いろいろなお心使いありがとうございました。

Ｍ様ご家族のご健康とご多幸をお祈りいたします。