本日は外壁の下塗りを行ないます。
外壁下塗り
この度はお客様のご要望により、アレス弾性ホルダー防水型を下塗りとして使用します。
この材料は通常のフィラーと違い、粘度が高く追従性に優れ、厚塗り工法(多孔質ローラー使用)
をすることで、ひび割れなどをカバーできる優れものです。
希釈率を低めに設定し塗装いたします。
まずは、先日ひび割れ補修したところを部分的により厚塗りをするために、部分塗装を
しておきましょう。
部分的に2回厚付けをすることで、よりひび割れを防御するとともに、
シーリング補修の跡をぼかす目的であります。
それでは全体的に下塗りをしていきましょう!
多孔質ローラーの塗装は非常に技術のいるローラー工法です。
材料の粘度調整から手際の良さ、塗装ムラを見極める目 ローラー工法の基本の全てを
確実かつスピーディにこなしていかないと、ムラになってしまい残念な仕上がりになってしまうといった
とても難しい塗装方法です。
まずは、全体的に材料を配ります。
縦横にムラを切って材料を平均にならしていきます。
全体が平均的になじんだら、縦にならしていきます。
最終的にはローラーを下から上にならしていくことで、(綺麗に模様が立つ)
仕上がっていきます。
簡単そうに見えますが、これが結構難しいのです。
とこんな感じです。
左側が普通のウールローラー(平塗り工法)
右側が多孔質ローラーマスチック工法(厚塗り)
写真で見ても、その厚さが分かります。
全体が仕上がりました。
気が付けば結構な缶数を塗っていました。
厚塗り工法の場合、平塗り工法と比べて倍以上の缶数を使用いたします。
単純に倍以上の塗膜が付くことになりますね。