横浜市泉区のG様邸本日より着工いたします。
インターネットよりお問い合わせいただき この度、「いのは」へご依頼いただけたことを心より感謝いたします。
G様のご期待にお応えできますよう、心を込めて施工させて いただきますのでどうぞご安心くださいませ。
すっきりとした洋風の素敵なお家ですね。 植栽の雰囲気がとてもよく、どのように仕上がっていくか非常に楽しみですね・・
足場仮設及びメッシュ養生
まずは、足場を仮設いたします。
近隣にご迷惑をお掛けしないよう メッシュシートで養生いたします。
思わぬ発見!
先日お客様と打ち合わせを行っていたところ G様邸のメインツリーにめじろの巣を発見してしまいました。
そっと覗いてみましたところ、なんと雛が眠っておりました。 これは困ったことに・・・・
外壁のすぐ近くに巣を作っているので、作業をすることが非常に難しい状況です。
一時は工事を中断することも考えたのですが、お客様との相談の結果・・
巣立っていくまでお付き合いしていこうということになりました!
ということで・・ 足場屋さんにもご協力していただき、足場もこのように木を避けて組んでいただきました。
ご協力ありがとうございます。
少しの間気を使うことにはなりそうですが、 無事に巣立っていくことを願って出来るところからすすめていきましょう。
高圧洗浄
まずは、近隣の方にご迷惑をおかけしないよう ブルーシートで養生いたします。
それでは屋根から洗浄していきます。
洗浄前の状態です。 それほど苔もなく、比較的状態は悪くないようです。
圧力をかけて表面を丁寧に洗浄していきます。
雨樋の中が苔で汚れていたので、綺麗にしちゃいます。
雨樋からビニールを貼って下に水が落ちなように します。
なぜこのようなことをするかと言いますと・・
この真下にめじろの雛がいるのです。
続いて外壁を洗浄していきます。
苔やカビなどもこのように落ちていきいます。
網戸やレールなども流していきます。
駐車場の床も綺麗になりますね。
養生作業及び器具の取り外し
本日は床周りなどの養生作業や 器具の取り外しなどを行います。
エアコン等の器具を外していきます。 少々手間の掛かる作業なのですが、こうすることで 裏側の壁までしっかりと塗装することができます。
床周りにブルーシートを敷き詰めていきます。 植栽に気を使いながら、敷いていきます。
植栽というのは私達が考える以上にお客様にとっては大切なものであります。
ですから私は「雑草かな?」と 思える植物に関しても出来るだけ確認するようにして、作業させていただいております。
玄関のタイル廻りを養生していきます。
特に玄関廻りは滑りやすいので、お客様が転倒しないようノンスリップ(すべり止め付き)の ビニールで養生していきます。
玄関ドアなどは開閉出来るように養生していきます。
窓枠など塗装しないところをビニールで養生していきます。
換気口など、通気するものなどはこのように下側を開けて 囲います。
先日ご紹介いたしました。 めじろの雛なのですが
本日作業を行おうと木を覗いてみましたら なんと巣から一羽のめじろが出てきました。
木に止まったままじっとしています。 時よりあくびをしたり・・ 眠ってみたりと・・
可愛すぎてしばらく見入ってしまいました。
ようやく巣立ったかと巣を覗いてみましたところ
まだ、雛が眠っていました。 早く巣立っていただかないと、仕事もすすまないので困るのですが
いざ出て行くとなると少しさみしい感じもしますね・・
午前中の仕事を終え、木を覗いてみましたら 親鳥が来ていたので、しばらく見ていましたら
なんと!
ものすごく下手くそな飛び方でしたが、親鳥とともに巣立っていきました。
仕事としては非常に困るのですが、こういった場面にはなかなか出会えないので、 貴重ですね・・
あともう一羽いるようなので、無事に巣立ってくれることを願います。
2日後めじろの巣を確認してみたところ 全員(3羽)無事に巣立って行きました。
一昨日までいた最後の雛も巣立ち、すっかりお留守になっていました。
これでようやく気兼ねなく工事を進めていくことができますね。 一時はどうなるかと心配でしたが「ほっと」ひと安心です。
また、来年元気に戻ってきてくださいね。
本日は鉄部の錆止め及び残りの養生作業を行いました。
外壁の下回りに水切りトタンが入っているので、錆止めを塗布していきます。 その前に・・ スポンジヤスリで目荒しをしていきます。
このように表面に細かいキズを付けることで、塗料の 密着を良くしていきます。
このようなトタンなどは、もともと焼付け塗装となっているので 出来るだけ削り過ぎないように目の細かいヤスリで、軽く表面に 傷を付けるだけで十分ですね。
水切りの角にこのような錆が出ていました。 写真で見える部分よりももっと奥のほうまで錆びているようなので
少し広げてみましょう。
カッターで少し切ってみます。
やはり奥のほうまで錆がでていましたね。
少し目の粗いヤスリで削っていきます。
その後錆止めを塗布していきましょう。
これで安心ですね。
続いて屋根の棟押さえに錆止めを塗布していきます。
胸押さえの釘がこのように浮いている箇所が多々ありましたので、 打ち込んで行きましょう。
これで大丈夫ですね・・
後日この部分にシーリング処理をしていきますので、その時にまた写真をアップしたいと 思います。
レンジフードなども錆止めをしていきます。
本日の作業は終了です。
外壁を塗装していくにあたって各種シーリング 及びビス交換などを行ってまいります。
バルコニーの笠木手すりの付け根の部分のシーリングが劣化していましたので シーリング処理を施します。
シーリングプライマー塗布後、シーリングを充填していきます。
これで水が入り込むことはないですね。 その後、塗装を被せて保護していきます。
続いてエアコンカバーのトップの部分をシーリングで保護していきます。
エアコンカバーのトップの部分の中は、ホースを通すために 大きな穴が空いています。
エアコン用の粘土などで塞いでいることが多いので、水が入り込む ことは少ないのですが、カバー側もシーリング処理をしておけば 2重の保護となりますので、シーリングいたします。
これでokです。
バルコニの水抜き廻りも・・
これで大丈夫ですね。
各種ビス交換
通常このように鉄のビスを用いることがほとんどなのですが、 鉄のビスですとこのように錆びて来てしまいますので、 ステンレスビスに交換しちゃいます。
鉄のビスから・・ステンレスビスへ・・
更にこのように、ビス穴にシーリングを充填して・・
止めれば錆びることもなく、水が入り込むこともないので 安心ですね。
更にこういった外壁に付属されているビス関係もだいたいが鉄ビスなので 交換しちゃいます。
場所によりけりなのですが、雨がよく当たる場所などは錆汁が流れ出てきて染みに なってしまいますので、せっかく外壁を綺麗にしたのに・・・
なんてことにならないためにもここはこだわりたいところです。
ついでに隣も・・
写真で分かると思いますが、もちろんビスを打つ前のシーリングは忘れておりませんです。
下地処理の方はだいたい終わりましたので、そろそろ外壁の塗装に入れそうですね。 私はよくお客様から「まだ塗らないの?」と聞かれることがあります。
私自身も「まだ塗れないの?」と自分自身思ったりしています(笑)
でも、大切なのはこの下地処理なんです。
・廻りを汚さないための養生作業 ・塗装面とサッシ枠などのライン(見切り線)をより美しくするための線引 ・浸水がないためのシーリン処理 ・錆が出そうなところの処理 ・ビス交換
などなど
このようなことをこだわりながら色々とやっているとついつい長くなって しますんですね。
ただ塗るだけなら、簡単なことです。
「少しでも長くこの家が綺麗であるために・・」
そのことを考えるとこうなってしますんですね。
そのかわり塗りだしたら逆に早いですよ。
今度はお客様から「もう塗ったの?」などと言われます。(笑)
軒天井の塗装
一回目の塗装です。
丁寧に塗装していきましょう。
乾燥後2回目の塗装をしていきます。
綺麗になりました。 塗ったばかりなので艶がありますが、乾燥とともに艶が引いていきます。
軒天などは基本的につや消し塗装をいたします。
やはり落ち着き感が違いますからね。
外壁塗装
下塗り
下地処理も終わり ようやく外壁が塗れるといった感じですね。
色々と手を掛け下地処理をいたしましたので あとは、ただ塗るだけです。
しっかりと丁寧に塗装していきましょう。
ローラーをどの向きで仕上げていくかは人それぞれですが 私は最後はしっかりと縦に下ろして仕上げていきます。
もちろん基本中の基本なのですが、そこをどれだけ丁寧に 仕上げていくかですね。
下塗りですが、綺麗に仕上がりましたね。 下塗りと言えど出来るだけ吸い込みムラの無いように気を使っております。
外壁仕上げ
中塗りと同じように丁寧に仕上げていきます。
外壁の仕上げが終わりましたので、次回は外壁に付帯されている タイル模様(ジョリパッド仕上げ)の部分を塗装して行きましょう。
外壁の仕上げも完了いたしましたので 次は付帯部分(ジョリパッド仕上げ部分)を仕上げていきます。
写真で分かるとおりG様邸の外壁にはジョリパッドで仕上げた タイル模様の部分があります。
その部分を塗装していきます。
塗ると言っても、その色合いがとても大切であり、外壁との調和が取れていなければ 家全体の雰囲気をダメにしてしまうので、色決めには本当に悩みました。
それではまず、下地との密着を良くするためのシーラーを塗布していきます。
たっぷりと染み込ませるイメージで塗布します。
タイル模様にはこのような目地が入っていますので、この部分を色分け するために、塗装していきます。
この色も本当に悩みました・・ 黒にして、よりハッキりさせたほうがいいか? 逆にタイルより薄くして落ち着かせたほうがいいか?
んー・・・・・?
その結果タイルよりも少し濃いブラウンにすることにいたしました!
黒だとやはりちょっとハッキリし過ぎてしまうので、ブラウン系で調和させることにいたしました。
とは言いましても、仕上がるまでは私自身ドキドキですね・・
その後養生していきます。
これがなかなか手間の掛かる作業となりました。
根気のいる作業ですが、頑張ります!
塗装が終わりましたので、養生を外していきます。
綺麗になりました!
外壁の色ともよく調和して素晴らしい出来栄えです。
ちなみにこの時インターホンの器具を外して塗装いたしましたので 取り付ける際にはステンレスビスに交換しておきました。
外して塗装することで、このように奥の方まで塗装ができ 非常に見栄えが良くなります。
屋根塗装
先日釘打ちをしておいた所へ
再び釘が浮いてこないようシーリング処理をしておきます。
このようにお団子状に打ち釘の浮きを押さえておきます。
全部で100ヶ所以上あるので、少々大変ですね。
棟の交差する部分もシーリング処理を施しておきます。
シーラー塗布
それでは一回目の下塗りをしていきます。
丁寧にたっぷりと染み込ませることを意識しながら塗布していきます。
色が変わっているところが塗ったところですね。
全体を塗布して下塗り完了です。
屋根中塗り
屋根の色もガラッと変わりました。
全体が仕上がったときどのようになるか?
とても楽しみですね・・
下地処理は完璧にできましたので、後は丁寧に塗装していく
のみです。
中塗り完了です。
素敵なグリーンですね。
屋根の仕上げを行います。
丁寧に塗装していきます。
屋根が仕上がりました。
とても綺麗ですね。
タスペーサー処理
今回屋根の塗装をする際にタスペーサーといった
水抜き縁切り部材を各所に差し込んであります。
このようなポリカーボ製のスペーサーを差し込むことにより
水の逆流を防ぐ効果があります。
写真ののように数ミリ隙間を確保することで水はけを良くしていきます。
タスペーサーとは
縦の目地 横の隙間
通常屋根というのは,写真で解るとおり
縦の目地と横の隙間があります。
塗装により塗膜をつけることで、この隙間が
埋まってしまい、逆に雨漏りや湿気による野路板(屋根そのものの板)
を腐らせてしまうといった、問題が多く発生いたしました。
なぜ、雨漏りにつながってしまうかといいますと、縦の目地というのは
塗装では比較的埋まりにくいのですが、横の隙間が埋まりやすいため
縦の目地から入り込んだ水が、本来なら横の隙間から流れていくのですが
ここで流れることができずに、逆流していってしまい、雨漏りを起こすのです。
また、中途半端に埋まり、隙間が小さくなることで、毛細管現象が発生し
水が逆流していくとも考えられています。
そこで私は、この隙間を確保するために写真のような、ポリカーボ製の
タスペーサーというクサビを入れています。
この状態で塗ってしまうと完全に塞がってしまうため、タスペーサーを入れていきます。
隙間が確保されたのがわかりますね。
縦の目地に対して左右に入れていきます。
こうすることで、塗装をしても、適度に隙間が確保され
従来の通気や水の流れを確保することができるのです。
少し手間の掛かる作業ですが、これは非常に大切な作業の一つ
であります。
部分塗装下地処理
まずは、下地処理をしていきましょう。
写真のな破風板のつなぎ目にパテ処理が施してあり
塗剥離をおこしていましたので、サンダーペーパーで研磨していきましょう。
写真だと分かりづらいですが、全体的に塗膜を一枚削った感じですね。
この上に再びパテ処理を施すと風雨にさらされるところなどは再びパテ剥離を
起こす可能性が考えられるので、シーリング処理で仕上げていきたいと思います。
ただ、このジョイントの隙間ですと、シーリングが非常に薄くなってしまうので、
目地を少し広げてシーリングの厚みを確保したいと思います。
カッターで削ってV型にカットしていきます。
この程度広げておけば大丈夫でしょう。
エポキシ樹脂で表面を強化していきます。
少々劣化が進んでいましたので、数回塗り重ねていきます。
3回ほどで表面に艶がでてきましたので、OKですね。
その後シーリングをしていきます。
しっかりとシーリングが出来ました。
10ミリほどの幅で打てましたので、しっかりと厚みが確保されたと思います。
エアコンカバーの取り付け
各種ビスの交換
下穴を開けてシーリングを充填します。
ビスはもちろんステンレスビスを使用します。
水抜きのホースが劣化してボロボロになっていましたので、
交換しておきましょう。
上の方にあるジョイント部分から交換しておきます。
これで大丈夫です。
こういったことも本来は見積り外なのですが、少々のことなら
見過ごさないように気がついたことは出来るだけさせていただいております。
塗装だけでなく、家全体のことを考えていきたいですね。
各種、ビスを交換していきます。
外せる器具やホースなどは、出来るだけ取り外して塗装することで
写真のようにすっきりと仕上げていくことが出来ます。
なんでもかんでも塗ってしまう方が・・
楽なんですが・・
出来るだけ自然にすっきりと納めたいですからね。
破風板及び雨樋等の塗装
G様邸の破風や雨樋は、もともとは白系の色だったのですが、
今回は外壁も一変したこともあり、今までとは少し違った色にしようと
試みました。
外壁やタイルの色合いとシャンパンゴールド系?のサッシ枠と
どのように調和させるかと・・・
濃い目のブラウン系も考えたのですが、タイル面をより強調させる上では
ブラウンでは喧嘩してしまいそうなので、タイルを強調させつつ、
それでいて破風板や雨樋も控えめに自己主張できそうな感じ?
の薄いベージュ系?やや赤みを強くしながら・・
でも赤すぎないような・・
微妙な加減でようやく出来上がった色がこの色でした。
全体が仕上がった時に見てみてくださいませ。
各種部分塗装
シャッターを吹付けにて仕上げていきます。
とても綺麗になりました。
続いてシャッターBOXを塗装していきます。
先日錆び止めを塗布しておきましたので、色塗りをしていきます。
出窓の天場を塗装していきます。
綺麗になりました。
門塀及びフェンスの塗装
G様邸は正面が塀で囲まれているので、この色合が
とても大切になってまいります。
この塀につきましても、お客様との打ち合わせの中で、本当に
悩みました。
もともと写真のようなブラウン系の色なので、濃い目にするか?
どうするかと考えた結果・・
やはり家本体のタイル部分をより強調したほうが良いということに
なり、外壁と同じ白系で塗装することになりました。
先日下塗りを施しておきましたので、本日は仕上げていきたいと
思います。
門扉もこのように色焼けが酷かったので塗装しちゃいましょう。
門扉の色も少々悩みましたが、奥様からのご要望で 「玄関と同じがいい!」との
ことでしたので、玄関に合わせてみましたところ・・
これがものすごくいい色に仕上がりまして、私も正直びっくり!したところです。
お客様から教わることも多いですね。
長年やっていると固定観念が強すぎて困ったものです。
ついでにポストもこの通りです。
足場を解体し完了いたしました。
塗装前の状態です。
塗装後・・・
素晴らしいお家に大変身!です。
外壁の色合いとタイルのバランスもとても素晴らしいですね。
外壁の白い部分も実はかなり赤みが入っており、それ単体で見ますと淡いピンクに見えるほどなのですが、タイルの赤みに消されることで、絶妙な調和が取れているのですね。
雨樋やエアコンのホースなども、程よく強調されており、自己主張はあるものの
一歩引いているみたいな感じ?のとても落ち着いた色合いです。
玄関廻りもとても素敵になりましたね。
ここで一つ隠し種がありまして・・・
実は下回りの水切りをグリーンにしてみました。
もともとはグレーの水切りだったのですが、ここは一つアクセントと思い
グリーンにしてみたところです。
正面からの写真ではお見せ出来ないのが残念ですが、
こちらもしっかりと自己主張いたしております。
塗装前の屋根
屋根もこの通り見違えるほど綺麗になりました。
思えば、工事着工の「めじろの巣事件」から始まり、一時は工事中断も検討いたしましたが
少しずつ工事を進めていくことで、無事に「めじろ」も巣立って行ってくれました。
工事中G様ご家族の方々にも本当に気を遣っていただき、暑い中、熱中症にならずに
無事工事を完了することができました。
G様ご家族の暖かいお心使いに感謝する次第でございます。
私的には、精一杯施工させていただきましたが、今後不可抗力的に何か
不具合が生じることがあるかもしれません。
その時は、どうぞ遠慮なくお申し付けいただければと思います。
即!お伺いいたしますので、どうぞご安心ください。
G様ご家族のご多幸をお祈りいたします。
ありがとうございました!