外壁の仕上げも終わり、本日より屋根や部分的なところの
塗装を行ってまいります。
まずは、屋根の棟などに錆止めの塗装を行っていきましょう。
下地を作るためにヤスリがけを行ないます。
整いましたね。
全体に塗布していきます。
次に屋根本体に下塗りを施してまいります。
下地の塗膜に密着させるため、シーラーを塗布していきます。
このように濡れ色になっていきます。
全体にシーラーが塗布されました。
後日中塗りを行ってまいります。
各種部分塗装
続いて部分塗装です。
まずは、色作りをおこないます。
私は、部分的な塗装については、基本的にすべて手作りにて調合していきます。
大切なのは・・外壁との調和なので、何百色とある見本帳をもってしても、その家に
合った丁度良い色というのは中々ないものです。
微妙な赤味や黄色みなどを少しずつ調整し、その家に合った私なりに納得のある
色を調合していきます。
今回のH様邸の外壁はやや色味のあるブラウン系なので
このような感じの焦げ茶にいたしました。
焦げ茶と一言に申しましても・・
赤味のあるもの・黄色みの強いもの・黒っぽいもの・ボンヤリとしたもの・ハッキリとしたもの
色々です。
外壁の赤味を損なわず、なお・・
黄色すぎず・・
あまりハッキり(原色が強いもの)させすぎず
ボケさせすぎず・・
だけど・しっかりと引き締める色・・
を意識しながら・・
「よしっ!」と思えた色を塗装していきます。
この部分的な色合いがその家のすべてを決めてしまうので
私は本当にこの色作りと言うものにはこだわっております。
大変ですが、こうして仕上がった家には本当に愛着いたしますし、
喜びもひとしおですね・
次回も引き続き部分塗装をおこなっていきましょう。