本日は屋根の下地処理を行っていきましょう。
このように釘がういている個所がたくさんありましたので、打ち込んでいきましょう。
よりしっかりと効かせたいところがありましたので、ステンビスを打ち込んでおきました。
このような感じですね。
屋根の形状や立地などによりますが、釘の浮きやすいところがありますので、そういったところはビスで打つことで、より効かすことができます。
打ち込んだ釘の頭に、シーリングを盛り付けて補強していきます。
今までたくさんの家を塗り替えてきましたが、塗替えをする際ほとんどの家がこのように釘が浮いてきています。
ではなぜ・・釘が浮いてきてしまうのか?
と考えた時に、主観ではありますが私は風の振動と考えます。
長年の風で棟押さえが振動することで、少しずつ少しずつ浮いてきてしまうのではないかと
思います。
塗装をすることで、ある程度は塗膜が釘を押さえてくれてくれるので大丈夫かとは思いますが、釘が外れてしまって棟押さえが吹き飛んでしまったら大変ですからね。
そこで思いついた私の出来ること・・
そこでシーリングを盛り付けてしまうことで、釘を押さえつけてしまおうと思ったわけです。
ただ、釘といいましても100個所以上もあることもあり、少々手間の掛かる仕事です。
その中でも、より美観もということで、出来るだけ美しく・・・盛り付けております。
些細なことですが・・私はとても大切なことだと考えておりますので、手間を惜しまず頑張っております。
続いて棟廻りのシーリングを行っていきます。
これでOKですね。