本日も引き続きクラック補修をおこなっていきます。
先日このようにVカットを行ったところを
補修していきます。
このままでは当然のごとく、跡になってしまうので
目立たなくするための補修をおこなっていきますね。
まず表面の段差をなくしていきますがその前に・・
平らにするための材料の密着を良くするために
シーラー(密着剤)を塗布していきます。
乾燥後・・
盛り付けを行っていきます。
刷毛などを使用しながら、廻りをボカしていきます。
もう一度乾燥させます。
乾燥後・・
2度目の盛り付けを行っていきます。
先程よりも、もう少し大きく被せていきます。
同じようにボカしていきます。
このような感じになりました。
次はこの部分にパターン付けをしていきます。
リシン壁の場合は吹付けにて付けていきます。
完成いたしました。
これでほぼ、補修は完了ですね。
あとは廻りと同じように塗装していくのみです。
続いて、スタッコ模様のところを補修していきます。
スタッコ模様のところは、少しやり方を変えていきます。
まず素材と同じような、石を混合していきます。
先程のリシン壁のように吹き付けてしまうと、その部分だけ
逆に厚くなりすぎてしまい、かえって目立ってしまうので
この場合は手作業にて仕上げていきます。
廻りのパターンを意識しながら・・
部分的に盛り付けていきます。
指やヘラなどで、整えていきます。
ボカしながら・・
他のところとなじませていきます。
乾燥後・・
余分なところを、整えて終了です。
よしよし^_^
これにてクラック補修は終了ですね。
こうしてクラック補修一つとっても
機能的・・そして美観的に・・・を追求していくとこうなってしまいますね^_^
簡単に仕上げてしまえば簡単なのですが、
こうしてひと手間をかけることで、機能的にも美観的にも
良くなると私は信じて作業させていただいております。
次回は養生作業を行っていきます。
外壁を塗装していくのは、もう少し先となりますね。